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ラジオ?スケイパー


ラジオのもつ空間性(ラジオ?スケープ)を仮構し、それを体感できる作品を制作した。鑑賞者は、作品であるヘッドセットを装着し、ラジオによって書き換えられた風景を観ることができる。視覚と聴覚を置き換えられた鑑賞者は、まるでラジオを感覚器官とした生命体のようでもある。
作者:都築 透/制作協力:安藤 充人、古山 善将
造形部:ヘルメット(市販品。エポキシパテ、アクリル板、ペット板で加工)、ポータブルラジオ×4、ヘッドホン、webカメラ、ヘッドマウントディスプレイ、Arduino、バックパック(MacBookProとミキサーを内蔵)
映像部:Arduino(ポータブルラジオが受信したラジオの感度を測定しMacBookProとシリアル通信)、openFrameworks(webカメラの映像をもとにArduinoからの信号を使用して加工し、ヘッドマウントディスプレイに出力)
都築 透
1987年埼玉県生まれ
広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科現代表現領域卒業後IAMASに入学
A領域に在籍し、ラジオの空間性についての研究を通じてアート表現を試みる。