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空間性を持った音通信


通信領域が群在する空間を作り、位置に基づく情報をモバイル端末上で利用できる空間性を持つ音通信システム。
マイク機能を持つモバイル端末を用い、狭範囲の立体的な空間情報を取得できるシステムを制作し、そのシステムのデモとしてユーザの立体的な位置によって様々な音を鳴らすiOSアプリケーション「Air-Cube Sequencer」を制作した。
端末:iOS SDK、Core Audio(非可聴DTMF解析)、ObjCOSC(外部装置との通信)
通信音出力装置:パラメトリックスピーカ(非可聴DTMFのための信号音出力)、オーディオインターフェイス(信号音のチャンネル分け)
音源生成:Max/MSP(非可聴信号音の生成)
参考文献:清水 基, 平林 真実, Clemens Buettner, 赤松 正行, 「高可聴閾音を利用したDTMF通信によるアーティストと観客のインタラクションの実現」, 情報処理学会インタラクション2012 pp.825-830, 2012.
佐藤 友哉
1988年生まれ、茨城県出身
東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科卒
入学後はインタラクションデザイン、電子工作、プログラミングを学ぶ