本プロジェクトでは、「アクション?デザイン?リサーチ」という新たな研究手法の確立を目指す。近年、デジタルファブリケーション機器の普及によって、個人によるものづくりの可能性が開拓されてきている。しかしながら、従来の産業技術との併用可能性やデザイン?プロセスの開示によるデザイン批評としての側面は、十分に検討されているとは言えない。 この課題に取り組むため、本プロジェクトではアクション?リサーチの経験的手法を取り入れたデザインを実践する。これによって、当事者としてデザインを行うと同時に、よりメタな視点からデザイン?プロセス自体を捉え、研究対象として扱っていく。
研究代表者 : 赤羽亨
研究分担者 : 伊村靖子