Master’s Research
竹澤風太
TAKEZAWA Futa
情報化された虚空
Informalized Void
制作協力:椋木 新、平本 大輔、塩澄 祥大、成瀬 陽太 ハードウェア:シリアルサーボモーター(Dynamixel XL330-M288-T)、スリップリング ※指差しロボットの機構は独自に設計し、3Dプリントで出力 ソフトウェア:Unity上にシミュレータを作成/動作させ、動作命令をハードウェア側にUDP通信でリアルタイムに送信
これは、見えない物体を追いかけるように指差しを行うロボット群からなる作品です。虚空に対して、ロボットたちが「あたかもそこに何かがあるように」指差しを続けています。 最近では、情報を現実の空間の中にも出現させるような技術が登場していますが、この作品がもたらす「そこにいるはずの何か」の様子も、画面を飛び出した情報のあり方だと言えるでしょう。
This work consists of a group of robots that point as if chasing an invisible object. The robots keep pointing at the void as if there were something there. Recently, technologies have emerged that make information appear in real space, and the signs suggesting “something should be there” brought about by this work can also be said to be a form of information that has escaped from the screen.